【難病(特定疾患)と障害者手帳】 基準に満たないともらえないです。

医療費・保険

難病(特定疾患)になったとしても、障害者とは違いますので障害者手帳が取得できるとは限りません。全く別の基準になります。

また障害者手帳を取得すると、さまざまな支援があるのはご存じかと思いますが、病気になったとしても自動的に交付されるものではなく、申請しなければ取得は出来ません。

難病(特定疾患)と障害者手帳の関係で考えると、治療費の助成や、交通費の割引などが闘病する上で特に重要ではないかと思います。しかし取得するには一定以上の基準に達する必要があります。

障害者の定義

日本においての障害者の定義とは、障害者基本法に下記のように書かれています。

『障害者 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者であつて、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。』

障害者基本法(昭和四十五年五月二十一日法律第八十四号)内閣府HP

障害者とは、「相当な制限を受ける状態」と言われているように、病気になったとしても、症状も無く日常生活にも困らないような状態であれば、障害者という定義にはあてはまりません。

障害者手帳とは

障害のある人が取得できる手帳の総称で、身体障害者手帳、療養手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種類があります。
それぞれ異なる制度や法律になるので、基準がそれぞれ異なりますが、いずれにしても障害者総合支援法という法律の対象になり、様々な支援などを受ける事が出来ます。

いずれの手帳も取得は任意になりますので、申請しないと取得できません。また障害の程度や生活への支障状況などで障害等級が決まります。

年々制度は変更されています、厚生労働省HPで必ずご確認ください。障害者手帳について

身体障害者手帳

『身体障害者福祉法』に基づいた制度で、身体障害のある人に交付される手帳です。

身体障害者手帳は、身体の機能に一定以上の障害があると認められた方に交付される手帳です。

身体障害者手帳(厚生労働省)

療育手帳

『療育手帳制度』に基づいたもので、知的障害のある人に交付される手帳です。判定基準等の運用は各自治体が行っています。

療育手帳は、児童相談所又は知的障害者更生相談所において、知的障害があると判定された方に交付される手帳です。

療育手帳(厚生労働省)

精神障害者保健福祉手帳

『精神保健福祉法』に基づいた制度で、精神疾患のある人に対して交付される手帳です。1級から3級までの障害等級があります。

精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害の状態にあることを認定するものです。

精神障害者保健福祉手帳(厚生労働省)

医療費助成

障害者手帳は等級によって下記の治療費助成に関わってきますので、闘病する上では治療費負担が変わりますので非常に重要になります。

心身障害者医療費助成制度(重度障害者医療費助成制度)

手帳の取得(1級又は2級)で心身障害者医療費助成制度の対象になりこの制度が利用できるようになります。※地域によって3級も対象です。

地域よって内容が違うようなので、お住まいの市町村で確認してください。治療内容に関わらず、概ね非課税世帯では治療費負担が無くなると思います。

一例として東京都の制度案内です。心身障害者医療費助成制度(マル障)

自立支援医療

手帳の取得で自立支援医療制度(更生医療)の対象にも関わります。

詳しくは、自立支援医療制度の概要 (厚生労働省)

医療費以外の支援サービス

地域によりさまざまですが、一例として東京都の紹介です。東京都福祉保健局

まとめ

簡単ですが障害者手帳の概要を紹介しました。

上記の様に、難病(特定疾患)と障害者とは、定義が全く異なります。また障害者手帳と言っても種類があり、それぞれ異なる法律や制度で決められて、非常に複雑になっています。

最後に繰り返しますが、年々改正されていますのでご注意ください。

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