Child-Pugh分類(チャイルドピュー)とは。肝硬変の予後指標

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闘病日記、病気のこと

肝臓病が悪化すると、やがて肝硬変になっていきますが、そこで肝臓機能障害の重症度を表す基準として、Child-Pugh分類(チャイルドピュー)という言葉が出てきます。この基準は、さまざまな事に採用される基準で闘病をする上で非常に重要になります。

『Child-Pugh』肝硬変とは

まず肝硬変という言葉については、下記のような状態です。

肝硬変とは、B型・C型肝炎ウイルス感染、多量・長期の飲酒、過栄養、自己免疫などにより起こる慢性肝炎や肝障害が徐々に進行して肝臓が硬くなった状態をいいます。

日本消化器病学会HPより部分引用

詳しい解説はできませんが、肝臓病が進行した状態のことで、病名ではありません。自分の場合、肝硬変⇒肝移植まで行いましたが、主治医には『肝硬変』です、とは言われた事はありませんでした。あくまで病状が悪化した状態なのであえて言われないと思ってます。ですので人により言葉の認識が違うかもしれません。また、明確にいつからという判断は出来ないのかなと思います。

『Child-Pugh』肝硬変の重症度を表す

肝臓の障害度を表す指標として、下記の様なものがあります。

  • Child-Pugh分類(チャイルド–ピュー)
  • MELD スコア
  • MELD Naスコア
  • PELDスコア
  • ALBIスコア
  • 肝障害度

その中で、主に『Child-Pugh分類』と『MELD score』を元に重症度の判断をされています。この2つの基準は、採血結果と症状などで点数が決まり、点数に応じてグレードが決まります。

詳しくはこちらのサイトが参考になります。

『Child-Pugh』医療費助成

病状悪化で、公的な援助と言えば障害者手帳がありますが、その審査基準の1つに『Child-Pugh分類』が入っています。また障害年金については別基準になります。

  • 身体障害者手帳 厚生労働省HP概要の身体障害者障害程度等級表の解説にあります。

※障害年金の肝疾患についてはこちら、第13節/肝疾患による障害 日本年金機構HP

『Child-Pugh』移植

全ての施設とは言えませんが、移植時期の目安に『Child-Pugh分類』と『MELD score』が使われています。『生体肝移植』と『脳死肝移植』では、基準が違うと思いますが、主にはこの2つの基準が採用されていると思います。

参考サイト

  • 生体肝移植⇒各病院によって、若干基準が違うと思うので各病院のHPを参照ください。
  • 脳死肝移植⇒肝臓移植希望者/選択基準 日本臓器移植ネットワークHP

注意点

病状と採血データが必ずしも一致するとは限らないので、数値が悪くないまま病状が悪化する事もあると思います。また、数値は日によっても多少の変動はありますし、体調にも左右される可能性があるのでタイミング次第でも変わってしまうと思います。

とある大学病院の先生に、原発性硬化性胆管炎(PSC)患者の場合採血データがうまく反映出来ない事が多いと言われた事がありました。

さいごに

肝臓病といっても病気によって、様々だと思いますので一つの基準で決められてしまうのは、もどかしい気もするのが正直なところです。
このChild-Pugh分類は肝臓病にとっては非常に重要ですので、ご自分でも把握されることをおすすめします。

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